9.9.1 デプロイロードマップ:実行時、永続化、復旧
Agent のデプロイは、コードをサーバーに置くことだけではありません。モデル呼び出し、ツールサービス、キュー、状態保存、trace、権限、コスト制限、ロールバック経路が必要です。
まず実行時ループを見る
Section titled “まず実行時ループを見る”


本番運用の問いは「1 回動いたか」ではありません。「動き続け、安全に失敗し、回復できるか」です。
デプロイ準備チェックを動かす
Section titled “デプロイ準備チェックを動かす”このチェックは、足りない本番運用の基礎を見つけます。
service = { "api_entry": True, "state_store": True, "trace_log": True, "cost_limit": True, "rollback": False,}
missing = [name for name, ok in service.items() if not ok]
print("ready:", not missing)print("missing:", missing)期待される出力:
ready: Falsemissing: ['rollback']ロールバックや復旧ができないシステムを、本番準備済みと呼ばないでください。
この順番で学ぶ
Section titled “この順番で学ぶ”| 手順 | 読む内容 | 実践アウトプット |
|---|---|---|
| 1 | デプロイアーキテクチャ | frontend、backend、model service、tool service、storage を描く |
| 2 | 実行時管理 | 同期、非同期、長時間タスク、キュー、中断を扱う |
| 3 | 永続化と復旧 | タスク状態、memory、トレース、中間結果を保存する |
| 4 | コスト最適化 | モデル呼び出し、ツール呼び出し、caching、batching、routing を追跡する |
| 5 | 本番運用 | monitoring、alerts、canary release、rollback、permissions を追加する |
このページを終えたら、この証拠カードを残します。
- ランタイム
- キュー、ワーカー、状態ストア、ツールサービス、モデルエンドポイント
- 永続化
- チェックポイント、イベントログ、メモリストア、復旧パス
- 運用シグナル
- レイテンシ、コスト、エラー率、追跡カバレッジ、飽和度
- 失敗確認
- 停止した実行、重複アクション、部分失敗、またはコスト暴走
- 復旧アクション
- 再開、ロールバック、中止、人間への引き継ぎ、または安全に劣化
ローカル Agent デモを、API 入口、状態永続化、trace ログ、エラー応答、コスト記録、デプロイ手順を持つ小さなサービスにできれば、この章は合格です。
確認の考え方と解説
- 合格レベルの答えでは、agent loop を goal、plan、tool call、observation、memory/state update、stop condition として説明します。
- 証拠には、最終回答だけでなく、別の開発者が確認できる trace を残します。
- tool schema、permission boundary、retry、evaluation case、人間レビューなど、安全性または信頼性の制御を1つ説明できれば十分です。